気が狂った友人が近場に欲しいという話
気が狂った友人が欲しい。
こう書くと何だか悪いことのように見えたり、
あるいは私の方が狂っているように見えるかもしれないが、そうではない。
ただ、家から歩いて10分くらいのところか、
バスや電車で30分くらいのところにいい感じに茹で上がった頭の友人が欲しいのだ。
私には少なくない友人がいる(と思っている)
出会いの場は多種多様であれど、話せば気が合うし楽しいしヲタク友達であれば存分に性癖を語り合うことが可能なほどには。
ただ、こう……頭の狂い方が足りないなと、時々思う。
人と社会の裏側に直結しているおもしろコンテンツトゥイッター様に流れる生ぬるい泥のような情報を浚っていると、時々心底憧れる人物像が出てきてしまう。
それはアニメや漫画と言った「ヲタク」コンテンツにどっぷりと身を浸しすぎて、人格まで汚染された完全に「デキあがった」タイプの人類。
私の想像も及びつかない一歩どころか百里先の出来事を味合わせてくれる、特大生けるコンテンツ。
自分がなるのもそれはそれで人生が楽しく豊かになりそうではあるけれども、
やっぱり友達に一人は気の狂ったやつが欲しい。